早戸地区伝統の「虫供養」が行われる(町民記者通信)

早戸地区伝統の「虫供養」が行われる

みしま29.12月号.indd

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 11月10 日、早戸地区で伝統行事「虫供養」が行われました。地区の方のほか、三島小学校3・4年生12 名が加わりました。三島小学校の児童はここ数年、「虫供養」に参加しています。
 「虫供養」に先立ち、児童達は11 時より五十嵐紀美子さんから早戸地区の「神々の道」と「虫供養」の話を聞き、その後、三島町の川合正裕学芸員の案内で「堂の前観世音」から「石坂の夜泣き地蔵」までの「神々の道」と「大山祇神社」「恩沙那巍神社(疱瘡様)」を見学しました。
 午後1時からの「虫供養」は、佐久間弥一さんが鐘をつきながら先導し、地区の下から歩き始め、上の虫供養塔まで児童達と一緒に歩きました。虫供養塔では地区内外の方々と合流し、全員で「虫供養」を行いました。今年は児童・地区内外の方々を含め約35名に参加していただきました。
 このような地区の伝統行事を通じて、若い世代に三島町の歴史や出来事を知ってもらう機会が増えていけばいいと思います。

文・写真 橋本光五郎さん(早戸)