水無月になくてはならない「虫送り」

水無月になくてはならない「虫送り」

 201607mushiokuri

6月11日に西方地区伝統である「虫送り」が行われ、朝、8時30分より中学生や保護者、地区役員の方の協力の下、竹を切って運ぶグループと山車の周りに使う桑の木など雑木を切って持ち寄るグループに分かれて活動を開始しました。

正午近くまで時間を費やして、竹の枝につり下げたり、幼児などに持たせる「提灯」、道案内を行うための「松明」、山車の飾り付けなど完成させました。

空が夕焼けに染まる午後7時30分から西方の郷倉をスタートして街を練り歩きました。西方地区の幼児、小学生、中学生だけでなく近郷在住の子どもたちも参加しました。

1ヶ月以上かけて仕上げた手作りの提灯を手に大きなかけ声が星空の光輝く天空に響き渡りました。

文・写真 町民記者 本名与四郎 さん(西方)