鳴神様と山の神様境内の清掃(町民記者通信)

鳴神様と山の神様境内の清掃

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 7月16日の早朝、川井地区では恒例の鳴神様と山の神様の境内一帯の清掃活動を行いました。双方とも杉の深い木立の中に祭祀されており、毎年参道から境内一帯は杉の落葉や小枝で埋め尽くされるので、雑草とともに取り除く作業を実施しております。梅雨から初夏にかけては落雷の頻度が高く、とくに川井地区の旧鳴神様祭祀地は昔から雷の通り道として恐れられており、江戸時代の中ごろに村民を雷から守るために、ホノイカツチの神を祭神とした石祀を勧請したと伝えられております。

文・写真 角田 伊一さん(川井)