「春よ来い!」と願いを込めて団子まき(町民記者通信)

「春よ来い!」と願いを込めて団子まき

nishikata_nehane

3月20日の春分の日に西方・西隆寺本堂において、春恒例の「団子まき」が行われました。団子まきが始まる前に遠藤弘佳住職が団子まきの由来について分かりやすく説明しました。本堂には、地元の子どもたちやお年寄りだけでなく、近郷近在の多くの方々が約120人以上参集し、熱気に溢れました。団子まきは、遠藤住職や護持会の役員が集まった信徒や住民に5色の団子のほかに鈴のお守りやアメをまいて、無病息災、交通安全など祈願しました。団子まきに先立ち、2月14日に遠藤住職、護持会役員や地元の小学生たちが団子まき用のお米などの協力のために西方地区全域を小雨の降る中、托鉢をして回りました。また、3月18日には、地区のおばあちゃんを中心に50人ほどお寺に集まって、托鉢して集めたお米に手際よく5色の色粉を練り合わせ、たくさんの団子を丸めました。

文・写真 町民記者 本名 与四郎さん(西方)