雛流し


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 高清水地区では無病息災を願い手作りの紙雛を川に流す「雛流し」が行われており、県の無形民俗文化財にも指定されている。高清水地区ではかつてはひな壇や雛人形などはなく、髷の種類、帯やかんざしなど、家々で少しずつ装飾が異なる個性ある紙雛がその代わりとなった。

 3月2日の宵節供にはお雛様と称する日本髪に和装の紙雛を作り、蓬を入れた菱餅をつくる。人形には千代紙、生紙、綿、糸などを用い、家の女性がその家の女性と同居していない家族の数だけ作る。

 作った紙雛は3日の節供に菱餅を添えて床の間に飾り、家によっては赤飯なども供える。

 4日には男の子が各家をまわって紙雛を集め、木箱にのせて近くの只見川に流す。

 高清水の雛流しは高度経済成長期に一度途絶え、20数年の時を経て復活、平成25年現在も3月4日に行われている。かつては旧暦で行っていた。