鳥追い


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 鳥追いは害鳥を追い払いたいという願いから小正月の1月14日に行われる行事です。三島町では桧原、滝谷、西方地区が指定されています。桧原、滝谷地区では子ども達が鳥追い唄を謡いながら練り歩き、西方地区では雪を固め盛って高さ1~2メートル、直径1~3メートルの鳥追いドウをつくり、その上で鳥追い唄を謡います。各地区で唱える言葉が異なり、たとえば滝谷地区では「今日はどこの鳥追いだ 長者様の鳥追いだ さーらばさって追いましょう スズメの頭を八つに割って さん俵さぶち込んで 鬼が島 ホーホー カニが島 ホーホー ヤーホイ ヤーホイ」、桧原地区では「今日はどこの鳥追いだ 長者様の鳥追いだ ホヤー ホヤー」などと謡います。その他、桧原では鳥追いの旗をつくったり、西方では鳥追い唄のあとに悪口の言い合いをしたりと地区ごとに特色があります。